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結婚式準備

2024.01.31

リングボーイ・リングガールを依頼するときのマナーとは?可愛い演出アイディアも

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挙式の際に新郎新婦が交換する結婚指輪を運んでくれるのが「リングボーイ・リングガール」。子どもの可愛らしい姿に心がなごむ素敵な演出の1つです。この記事では、リングボーイ・リングガールの役割や依頼するときのステップ&マナーを見ていきます。あわせて、思わず笑みがこぼれるような可愛い演出アイディアも紹介します。

リングボーイ・リングガールって何をするの?

結婚式で子ども達がお手伝いする姿は、とても可愛らしいもの。そのなかでも、リングボーイ・リングガールの役割はとても重要です。具体的に何をするのかを見ていきましょう。

結婚指輪を運ぶ大切な役目

リングボーイ・リングガールは、挙式のときに結婚指輪を乗せたリングピローを新郎新婦の元へ運ぶ子どものことを言います。実際は年齢や演出によって、リングピローの代わりにカゴやカバンを使うなど、さまざまな方法で運ばれます。由来には諸説ありますが、子どもがリングを運ぶことで、悪霊からリングを守り清めるということから来ているようです。挙式に欠かせない結婚指輪を運ぶ大切な役目を担っています。

挙式の雰囲気をなごやかにしてくれる

小さい子どもが一生懸命指輪を運ぶ姿はとても可愛らしく、見守るゲストの心もなごむでしょう。挙式の雰囲気をなごやかにすることも、リングボーイ・リングガールの1つの役割になっています。親にとっては子どもが成長する姿を見られ、子どもにとっては達成感が得られる経験になるなど、とても素敵な演出の1つと言えるでしょう。

リングボーイ・リングガールの年齢・衣裳は?

リングボーイ・リングガールのお役目を担ってくれる子どもの適正年齢はあるのでしょうか。また、当日どのような衣裳を着てもらうのが良いのかを見ていきましょう。

リングボーイ・リングガールの年齢

リングボーイ・リングガールには、大切な結婚指輪を運んでもらうため、紛失したり、落としてしまったりしないように注意が必要です。一人でもしっかりと歩けるようになる3、4歳から10歳ぐらいまでが適していると言えます。1、2歳の子どもであっても、親と一緒に結婚指輪を運んだり、歩行器や子ども用の乗り物を使ったりする演出方法もあります。年齢は決まっていないので、もし頼みたい男の子や女の子がいたら、検討してお願いしてみてはいかがでしょうか。

リングボーイ・リングガールの衣裳

結婚式なのでやはりフォーマルな衣裳が適しています。男の子は、シャツにズボン、蝶ネクタイなどの正装が好ましいです。女の子は、エレガントなワンピースドレスがおすすめです。参列者の衣裳は、ウエディングドレスと同じ白色を選ぶのはマナー違反ですが、子どもは例外。花冠を付けてあげれば、小さい花嫁のようになります。可愛らしい衣裳で、結婚式の雰囲気をより華やかにしてくれることでしょう。

リングボーイ・リングガールを依頼するときのステップ&マナー

リングボーイ・リングガールを依頼するときは、子どもの親に事前にきちんと説明し、終わった後もお礼をすることが大切です。ここでは、リングボーイ・リングガールの依頼からお礼までのステップとマナーについて見ていきましょう。

①誰にお願いするかを決める

リングボーイやリングガールのお役目を果たすのは、新郎新婦の親戚や親友の子ども達が多いようです。甥っ子や姪っ子、結婚式に参列する親友の子どもの中で、性格や年齢が適している子どもがいたら、検討してお願いしてみましょう。

②結婚式が決まったら早めに打診する

結婚式の日取りが決まったら、なるべく早くお願いすることが大切です。招待状を送る前に、結婚式に参列できることを確認し、子どもの親と本人にリングボーイやリングガールの役目について具体的に説明してみてください。親戚や親しい友人なら、まずは電話で打診しても良いでしょう。

③招待状にカードを添えて正式に依頼する

招待状を送る際に、リングボーイやリングガールについてのカードを添え、集合時間やリハーサルの時間などをお知らせします。子どもの衣裳のイメージを伝え、衣裳代はどちらが負担するかも明確にしておくことをおすすめします。

④当日子どもに渡すプレゼントを準備する

リングボーイ・リングガールの大役を果たしてくれる子どもへのお礼に、当日渡すプレゼントの準備も忘れずに。おもちゃやぬいぐるみなど、子どもの年齢や好みに合わせたプレゼントを選びましょう。お礼のプレゼントの価格の目安は、1,000~3,000円ぐらいです。何が好きなのか子どもの親に聞いておくと準備がしやすいです。

⑤後日お礼の手紙と写真を送る

衣裳を準備したり、リハーサルで練習したりと、子どもだけでなく親の方の手間や気苦労も少なくありません。結婚式が終わった後には、お礼の手紙を送り感謝の気持ちを伝えるのがマナー。当日撮った子どもの写真も添えて送ると、良い記念になりきっと喜んでくれるでしょう。

リングボーイ・リングガールの可愛い演出アイディア

次は、可愛くて思わずほっこりするようなリングボーイ・リングガールの演出アイディアを紹介します。お願いする子どもの年齢や性格に合った演出を考える際の参考にしてみてくださいね。

3歳以下は乗り物や親と一緒に登場

3歳以下の子どもは、まだしっかりと歩けないためフォローが必要です。結婚指輪を届けるまで親が付き添うと、子どもも安心できるでしょう。歩行器やラジコンカーに乗って登場したり、手押し車を押して歩いたりと、アイディアに富んだ演出も。このような演出だと、子ども達も楽しんでやってくれそうですね。

兄弟姉妹・従兄妹と一緒に運ぶ

3歳上になると、多くの子どもは自分でしっかりと歩けるようになります。しかし、中には恥ずかしがって一人では歩きたがらない性格の子どももいるかもしれません。リングボーイとリングガールは、複数でも大丈夫なので、兄弟やいとこ同士で衣裳をそろえて一緒に運ぶのも可愛い演出になりますよ。

フラッグボーイ・フラッグガールと一緒に歩く

フラッグボーイ・フラッグガールと一緒に登場させるアイディアもおすすめです。フラッグボーイ・フラッグガールとは、旗を掲げて新郎新婦の登場をお知らせする子どものこと。一人の演出ではないので、子ども達も緊張がほぐれるでしょう。

ユニークなポーズや演出で手渡す

6歳頃からは、説明したことをきちんと把握できるようになる子どもが多いので、少し細かい演出をお願いしてみるのも良いかもしれません。演技が好きな子どもなら、片膝を付けて渡すなど、面白いポーズをしてもらうのも1つの方法。SPに成りすまして、アタッシュケースから指輪を出す演出なども会場が笑みで溢れるでしょう。

リングボーイ・リングガールを演出する際の留意点

厳かな挙式で大役を任されると、子どもも緊張しやすいものです。お願いしたい子どもの性格が恥ずかしがり屋や緊張しやすいなどの場合は、比較的にぎやかな雰囲気の披露宴で行う別の演出の方がリラックスしてやりやすいかもしれません。どの演出をお願いするかは、子どもの年齢や性格を考慮して、親と相談しながら決めると良いでしょう。
また、子どものお手伝いなので、思い通りにいかないことも想定しておく必要があります。リハーサルはバッチリだったのに、本番になって人前に出ると歩かなくなったり、急に泣き出したりすることも。小さい子どもの場合、眠たくなってしまうこともあります。リハーサルを念入りにすることや、親の席をサポートしやすい場所に配置するなど、対策を考えておくと安心です。

リングボーイ・リングガールと心なごむ結婚式を

新郎新婦に幸せを運んできてくれる天使のようなリングボーイ・リングガール。子どもや親にとっても良い思い出になり、ゲストの皆さんの心もきっと幸せな気持ちにさせてくれるでしょう。可愛いリングボーイ・リングガールと一緒に心のなごむ結婚式にしてくださいね。

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