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結婚式準備

2024.02.12

サムシングブルーの素敵な取り入れ方。意味や由来、幸せを招く結婚式の演出も

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サムシングブルーとは、ヨーロッパにおける結婚式のおまじないの一つです。結婚式当日にブルーのアイテムを花嫁が身に着けたり演出に取り入れたりすることで、ふたりが一生幸せになれると言われています。今回は結婚式におけるサムシングブルーの素敵な取り入れ方のアイディア、ブルー以外に縁起が良いとされるカラーも紹介します。

サムシングブルーとは

まず、サムシングブルーの概要や由来について解説します。込められた意味合いをしっかり知った上で取り入れましょう。

【概要・意味】花嫁の幸せを願うサムシングフォーの一つ

サムシングブルーとは、ヨーロッパで200年も前から続く伝統的なおまじない、「サムシングフォー」の一つです。サムシングフォーは「古いもの」「新しいもの」「借りたもの」「青いもの」の4つのアイテムを指し、結婚式当日にそれらを身に着けることで、幸せが訪れると言われています。
サムシングブルーは、聖母マリアのシンボルカラーで、花嫁の純潔さや清らかさを意味する他、末永い幸せを願います。ブルーは幸せを呼ぶ色とも言われていて、結婚式場の内装に取り入れる会場もあるほど。欧米では、ガーターベルトにブルーを取り入れるのが定番です。

【由来】イギリスの童謡「マザーグース」の歌詞

諸説ありますが、イギリスの童謡である「マザーグース」の歌詞に、サムシングフォーの4つが出てくるのが始まりと言われています。マザーグースが有名になったのは、自由な恋愛が許されるようになった時代でもありました。このことから、マザーグースの歌が女性の幸せを願う歌として知られるようになり、歌の中に出てくるサムシングフォーを結婚式に取り入れると幸せになれる、と言われるようになったようです。

サムシングブルーの取り入れ方【身に着ける場合】

ここでは、サムシングブルーをブーケや結婚指輪など、花嫁が身に着けるアイテムで取り入れる方法を紹介します。サムシングブルーはさりげなく取り入れるのが基本。花嫁の清らかさを意味するアイテムのため、あまり目立たないところに取り入れます。誠実な愛を表すブルーに幸せへの願いを込めて、身に着けてみてください。

結婚指輪

結婚指輪に、小さいブルーの宝石を裏石としてさりげなく埋め込んでみるのも良いでしょう。宝石は、永遠の幸せを象徴する「ブルーダイヤモンド」や、慈愛に満ちた愛の石「ブルーサファイア」などがおすすめです。その他、アクアマリン、ブルートパーズ、ラピスラズリ、タンザナイトなども幸せを呼び込むブルーの宝石として知られており、結婚指輪の裏石に選ぶ人が多くいます。

カラードレス

サムシングブルーはさりげなく取り入れるのが基本ですが、あえて大胆にお色直しのカラードレスで青を選ぶのも方法の一つです。シックな濃いブルーや、落ち着きのあるスカイブルー、鮮やかなブルーなど、トーンによって与える印象はさまざま。サムシングブルーの本来の意味合いを考慮するなら、ブルーカラーが主張し過ぎない淡いパステル系ブルーのドレスはいかがでしょうか。

アクセサリー

アクセサリーにブルーを取り入れるのも一つの選択肢です。控えめにサムシングブルーを取り入れたいなら、結婚指輪と同じようにティアラの内側にブルーサファイアなどの宝石を埋め込むといったアイディアも。髪に、ブルーのリボンやレース、生花を着けるなどアレンジを楽しむのもおすすめです。

ブライダルシューズ

ブルーのブライダルシューズは、サムシングブルーに憧れる花嫁の近年の定番となっています。淡いブルーや濃いブルーのブライダルシューズをアクセントとして取り入れてみましょう。通常丈のウエディングドレスなら、足元からブルーがちらりと見える程度なので、上品且つさりげない印象に。その他、ブライダルシューズの飾りやソールなど、見えない部分にさりげなく取り入れるのも特別感があっておすすめです。

ネイル

ブルーのネイルもさりげなくておすすめです。以下のようにブルーを取り入れてみてはいかがでしょうか。
  • 数本の爪だけをブルーにする
  • 爪の先端部分だけにブルーを入れる
  • 淡いブルーのネイルにする
  • ブルーのカラーストーンを付ける

ブーケ

ブーケに小さめの青い花を散りばめたり、1輪だけブルーの花を加えたりすると、さりげない印象に。清楚に仕上げるなら、かすみ草と組み合わせるのも素敵です。ブルースターやアジサイなど6月が旬の花を入れるとジューンブライドをイメージさせる印象的なブーケになるでしょう。その他、ブルーのリボンで花々を束ねる方法もおすすめです。

サムシングブルーの取り入れ方【演出の場合】

サムシングブルーを演出アイテムに取り入れる方法もあります。結婚指輪交換の時に使うリングピローや招待状・席次表などのペーパーアイテム、ウエディングケーキなどにブルーを使ってみましょう。また、会場の一部にブルーを添えたり、ブライズメイドの衣裳をブルーに統一したりするのも素敵です。

リングピロー

リングピローとは、指輪交換までに結婚指輪を置いておくクッションのこと。白いクッションにブルーのリボンがついたものや、淡いブルーの生地で手作りしたものを使ってみては?その他、ブルーの花や刺繍などで装飾して個性を出すのも良いでしょう。

会場装飾

撮影:アルカンシエル横浜 luxe mariage
サムシングブルーに包まれた幸せな空間を演出するなら、ブルーを披露宴会場のテーマカラーにしてみましょう。テーブルクロス、テーブルコーディネートでブルーを取り入れてゲストに幸せのおすそわけをすると素敵です。

ペーパーアイテム

招待状・席次表といったペーパーアイテムにブルーを取り入れる方法もあります。ペーパーアイテムはゲストが手にするものばかりなので、幸せのおすそわけという意味も込められるでしょう。青色1色に統一するのも良いですが、部分的に取り入れたりリボンを付けたりするのもおすすめです。

ウエディングケーキ・食器

ウエディングケーキにブルーのエディブルフラワー(食用花)を装飾するのもおすすめ。砂糖菓子やホイップにブルーを取り入れるのも良いでしょう。ただし、青は食欲を減退させる色なので、食事に取り入れる時は控えめを意識する配慮が必要です。その他、ゲストにウエディングケーキを取り分ける時の食器などにサムシングブルーを取り入れる方法もあります。

ブライズメイド

ブライズメイドを友人に依頼する際、ブルーのドレスを着てもらうのも素敵です。ブライズメイドとは、花嫁をサポートする役目の人のことで、結婚式に華を添えてくれます。ブルーのドレスをプレゼントして友人にブライズメイドを依頼すれば、友人にも幸せな気分を味わってもらえるでしょう。

サムシングブルー以外にも!結婚式で縁起が良いカラー

サムシングブルーの青以外に、縁起の良いカラーは他にもあります。自分達のテーマと合わせて、取り入れる色を選んでみましょう。

赤|生命力・情熱

赤は生命力や情熱を象徴するカラーです。日本においては、お祝い事の象徴としても使われます。縁起が良いのはもちろんですが、赤を使うと華やかな印象に。また、くすみ系の赤なら落ち着いた雰囲気、鮮やかな赤ならインパクトを与えられるなど、色の濃淡で印象が変わるのも魅力です。

白|純潔・無垢

白は純潔・無垢を表し、花嫁を象徴するカラー。会場を明るく見せる効果があるため、会場装飾に使うのがおすすめです。色はオフホワイトとピュアホワイトに分けられ、それぞれ以下のような特徴があります。
白の種類 特徴
オフホワイト ・自然な白
・温かみがある
ピュアホワイト ・いわゆる純白
・洗練された雰囲気
ただし、白を入れ過ぎると喪を連想させることもあるため、他のカラーを上手に取り入れるなど工夫するのがコツです。

ゴールド|財産・繁栄・豊かさ

ゴールドは財産や繁栄を表す、おめでたい席に使われる定番カラーです。存在感があり高貴な印象を与えます。青との相性が良いので、サムシングブルーと合わせて取り入れるのもおすすめです。小物類や食器など、要所要所に使うだけでも華やかな印象になります。

オレンジ|実り・子孫繁栄

オレンジは橙(だいだい)とも呼ばれるカラーです。橙は、育てていると古い実と新しい実の両方が実る果実の一種。代々栄えることや子孫繁栄を表すため、縁起が良いとされています。赤と同じ暖色系ではありますが、赤よりも落ち着いた色味なので温かい印象を与えます。結婚式の場を温かくアットホームな雰囲気にしたい場合には特にぴったりです。

深緑|自然・生命

長寿を象徴する松は、1年中葉の色が変わらず深緑色をしています。このことから、深緑は生命を表す縁起が良い色とされていて、結婚式にぴったりです。深緑を取り入れるとシックな印象になります。

サムシングブルーの結婚式が叶うアルカンシエルの結婚式場

撮影:アルカンシエル金沢
サムシングブルーを取り入れた結婚式を希望する場合は、式場選びの時から意識しておくとスムーズです。アルカンシエルの各式場では、花嫁が歩くバージンロードをブルーにアレンジしたり、会場装飾をブルーでまとめたりするなど、サムシングブルーを意識した挙式や結婚披露宴が叶います。今回は、「アルカンシエル横浜 luxe mariage」「アルカンシエル luxe mariage 大阪」でサムシングブルーを取り入れた様子を紹介します。

アルカンシエル横浜 luxe mariage

アルカンシエル横浜 luxe mariageは、新横浜駅から徒歩2分の場所にある、青空と緑を感じられる結婚式場です。透明感と開放感に満ちたチャペルでは、きらめくシャンデリアが大理石のバージンロードを照らします。清らかな水上に浮かぶ祭壇と心地よい水音に包まれた幻想的な空間は、ふたりの愛を誓うセレモニーにふさわしく、大切な日のラグジュアリーなひとときを約束してくれるでしょう。
チャペルのバージンロードは通常の純白の他、ロイヤルブルーにアレンジ可能。また、披露宴会場をブルーを基調とした会場装飾にすることもでき、幸せに包まれたサムシングブルーの結婚式を挙げられます。

アルカンシエル luxe mariage 大阪

アルカンシエル luxe mariage 大阪は、新大阪駅から徒歩3分の場所にある、緑と水のきらめきがコンセプトの結婚式場です。都会の喧騒を忘れる貸し切りのリゾートガーデンで、開放感たっぷりの結婚式を挙げられます。大聖堂は14mの高さがあり、壮大で静粛な雰囲気は圧巻。2階から階段を下りて入場すれば、映画のワンシーンのような演出が叶います。
こちらのバージンロードもロイヤルブルーにアレンジ可能です。16mのバージンロードを一歩ずつ進み、これまでの人生を振り返りながらウエディングドレス姿をゲストに披露できます。ステンドグラスにも鮮やかなブルーが使われており、純白の空間にステンドグラスから降り注ぐ光は花嫁姿をより一層美しく魅せてくれます。

サムシングブルーを取り入れて思い出に残る結婚式を

幸せのブルーを花嫁が身に着けるアイテムや挙式・披露宴の演出に取り入れて、二人の未来を誓い合う大切な日におまじないをかけてみましょう。「末永く幸せでいられますように」という願いを鮮やかなブルーがきっと叶えてくれるはずです。ふたりらしいアイテムや演出にサムシングブルーを添えて、思い出に残る素敵な結婚式を迎えてくださいね。
サムシングブルーの結婚式が叶うアルカンシエルの結婚式場が気になる方は、公式ホームページをチェック!

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