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婚姻

2020.10.16

結納とは両家が結びつくお祝いの儀式!マナーや方法、かかるお金の相場も紹介

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結納とは正式に婚約を調えるための儀式。両家が結び付くために共同で行われます。結納には、さまざまな方法やマナーがあるため、結納をスムーズにおこなうためにも、それらをあらかじめ把握しておくことが大切です。本記事では、結納の意味や方法、必要な費用などについて解説します。

結納とは?結納の意味と方法

結納とはどのような内容なのでしょうか。その意味と方法について解説します。

結納とは婚約が成立する儀式

結納とは、パートナー同士での婚約を両家に確認してもらった上で成立する、日本の伝統的な儀式。マナーや決まりに乗っ取って執り行われます。

結納には、仲人が両家を行き来して結納品などのやり取りをする「正式結納」と、結納当日にその場でやり取りする「略式結納」の2種類があります。

一般的な結納の方法

一般的には、男性側から女性側に結納金・結納品を渡し、それに対して女性側から男性側に結納返しを行います。婿養子の場合や、地域によっても作法や手順などに違いがあるので、事前に確認しておきましょう。

結納のメリット

ふたりが結婚するにあたり、結納にはどのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、結納の必要性やメリットについて紹介します。

婚約が正式なものとなる

ふたりの間で交わした婚約を正式なものとして認めてもらえるのが結納です。両家が揃った中で、改めて結婚の約束を交わすことによって結婚に対するけじめを付けられ、またお互いの気が引き締まります。

両家の結びつきが深まる

結婚する当人達はお互いのことをよく知っているとしても、双方の家族が顔を合わせる機会はあまりないので、お互いを詳しく知っているケースは少ないかもしれません。

結納で両家が顔を合わせれば、相手側の家族がどのような人柄かなどを理解でき、それによって両家の絆が深まることにつながります。

また、結納の後の団欒などで思い出話に花が咲けば、パートナーの幼少期のことなど、自分が知らない相手の一面を聞ける場合もあるかもしれません。

日本の伝統的な儀式を体験できる

日本には伝統的な文化が多くありますが、結納もその1つ。結納は日本の伝統を実際に肌で感じられる貴重な機会ですから、ふたりの思い出としても心に残るでしょう。

結納で気を付けたいマナー

結納には気を付けたいマナーがあります。おめでたい場所なのでマナーをしっかり守り、失礼のないようにしましょう。

両家で格差が出ない服装にする

一般的な服装は、男性であれば、ダークスーツかブラックスーツです。女性は、振袖・訪問着などの着物、ドレッシーなワンピースなどと選択肢が多いですが、いずれにしてもフォーマルな服を選ぶことがポイントです。また、結納の場所がお座敷であれば正座をすることがあります。女性の場合、洋装であれば正座しても膝が隠れるくらいのワンピースを選んでください。

大切なのは、両家の服装に格差が出ないようにすることです。服装について、事前に両家で打ち合わせておきましょう。

手土産の品と包み方に留意する

相手側に渡す手土産は、「切れる」などが連想されるような物や日持ちのしない品物はふさわしくありません。例えば、羊羹(ようかん)を渡す場合は、1本まるまるの物は避け、個包装にされている物が望ましいです。

また、手土産を風呂敷に包んで持っていく際は、風呂敷を結ばないようにしましょう。出す時に結び目をほどかなければならず、それが「別れ」を連想させるためです。袱紗(ふくさ)と同様、風呂敷を折り畳むようにして手土産を包みましょう。

忌み言葉に注意する

話をする際には、忌み言葉を使わないように気を付けます。忌み言葉には、別れを連想させる「別れる・帰る・切れる」や物事が二度起きることを連想させる「たびたび・重ね重ね・くれぐれも」などがあります。

忌み言葉は縁起が良くないとされ、結納の席にはふさわしくありません。ただし、神経質になりすぎるとあまり会話がはずまないので、「ネガティブな発言はしない」程度に考えておくのも良いでしょう。

「略式結納」の流れや費用

ここでは、略式結納についての方法や当日の流れ、費用などを詳しく解説していきます。地域によって異なる部分もあるため、以下を参考にしながら自身の地域の方法などを調べてみてもいいかもしれません。

略式結納とは

両家が顔を合わせた上で、結納当日に結納品のやり取りをするのが略式結納の特徴です。仲人が間に入って行われる場合と、仲人を立てずに両家だけで行われる場合とがあります。

結納は料亭やレストランなど、場所を借りて行うことが多いようです。施設によっては「結納プラン」などが用意されているところもあります。

略式結納の基本的な流れ

結納を行う前には、あらかじめ部屋に結納品を飾っておくなどの準備が必要です。準備が整ったら、男性側の次に女性側が入室し、全員が揃った段階でいよいよ結納の儀式が開始します。

まず始めに結納を贈る側が挨拶をして目録を渡し、相手側はそれを確認してから受書を返します。その後、婚約する本人同士が婚約指輪などを披露するパターンもあるようです。儀式の間は挨拶や口上以外はあまり口にしないようにしましょう。

結納にかかる時間は20分程度と短めです。両家の親睦を深めるため、儀式終了後に写真撮影や食事会などの機会を設けても良いかもしれません。

用意する結納品とその意味

結納品とは、婚約の「しるし」として受け渡しをする品物のこと。

結納品として代表的な物には、目録(もくろく)・熨斗(のし)・勝男武士(かつおぶし)・寿留女(するめ)・子生婦(こんぶ)・友白髪(ともしらが)・末広(すえひろ)・家内喜多留料(やなぎだるりょう)・御帯料(おんおびりょう)・結美和(ゆびわ)が挙げられます。

それぞれの品には、長寿や子孫繁栄などのいろいろな意味が込められていますが、地域によって品物の数や呼び方、内容も変わりますので注意が必要です。

略式結納にかかる費用

略式結納の場合、食事を含めた結納式の費用は、全国平均で23.1万円というデータが出ています。

さらに、結納金や結納品の購入にも費用がかかります。全国的に結納金・結納品の有無を見ると、87.2%のカップルが結納金・結納品の両方、もしくは結納金のみがあったと回答しています。

結納金の全国平均は93.3万円です。結納品の購入費用は、地域によって品数や内容が異なるために地域差が大きいですが、全国平均すると18.1万円です。

※出典:ゼクシィ 結婚トレンド調査2019調べ

結納返しとは

結納では、結納返しをするのが一般的です。ここでは、結納返しの意味やそれにかかる費用を見ていきましょう。

結納品に対するお返しの儀式

結納返しとは、男性側から受け取った結納品に対して女性側がお返しをすることです。「品物」・「現金」のどちらかをお返しとして渡す人が多いです。

本来、結納返しの現金は男性が袴を仕立てるためのお金として渡されていました。最近では、スーツの仕立て代を結納返しの現金として渡したり、現金ではなく時計などの記念品を渡したりするケースも増えています。

ただし、どちらの場合もあくまで「お返し」です。結納品よりも金額や品物の内容を控えめにするのがポイントです。

品物の結納返しで多いのは?

「お返し」と言っても婚約の記念に贈る品物には変わりありません。消耗品は避けましょう。結納返しの品物としてよく選ばれているのは腕時計です。その他、洋服類や家電なども選ばれています。

現金の場合は個人差がある

全国平均で見ると、現金でお返しする場合の平均費用は39.1万円となっていますが、金額には地域差・個人差があります。20万円~50万円未満の割合が多い傾向です。また、現金を渡す際は、金額に見合ったご祝儀袋を用意しましょう。

※出典:ゼクシィ 結婚トレンド調査2019調べ

結納とは何かを知り、自分達の形を選ぼう

結納は、両家の絆が深まる大切な儀式の一つであり、その方法はさまざまです。取り決めやマナーなどを知った上で、自分達に合った結納の形を選びましょう。
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