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婚姻

2024.01.31

男性にも起こる「マリッジブルー」の意味と症状、原因とは?具体的な克服方法も紹介

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「マリッジブルー」は男性にも起こりうる症状です。愛するパートナーとの結婚のはずなのに、なぜか気持ちがふさぎこんだり、イライラしてしまったり…そんな経験はありませんか?この記事ではマリッジブルーの意味を始め、マリッジブルーになりやすい男性のタイプや原因・主な症状を解説。幸せな結婚生活を送れるよう、マリッジブルーの克服方法も一緒に見ていきましょう。

マリッジブルーの意味と、なりやすい男性のタイプ

マリッジブルーは、女性だけでなく男性にも起こりうるものです。まずは、マリッジブルーの意味となりやすい男性のタイプについて見ていきましょう。

マリッジブルーの意味

マリッジブルーとは、結婚前や結婚後に気分が落ち込んでしまったり、不安を感じたりすることです。結婚について考えているときや準備をしているときなどに、メンタルや身体に何らかの症状が現れます。

男性もマリッジブルーになる

マリッジブルーといえば、女性がなるイメージが強いかもしれませんが、実はマリッジブルーになって悩む男性も少なくありません。男性も結婚後に社会的立場やライフスタイルが変わるなど、さまざまな環境の変化が起きるため、マリッジブルーになっても不思議ではないのです。

マリッジブルーになりやすい男性のタイプ

まじめで責任感のあるタイプの人が、マリッジブルーになりやすい傾向があります。このような性格の男性は、物事を真摯に受け止め結婚に対しても深く考えるため、結婚への不安や責任感が先に立ってしまいます。結婚後に起こるさまざまなことを想定し、乗り越えられるのか不安になり、ブルーな気持ちになってしまうようです。

男性のマリッジブルーに見られる主な症状3つ

マリッジブルーの症状は人によって異なりますが、メンタル面だけでなく、ときには身体にも症状が現れます。ここでは、男性のマリッジブルーに見られる主な症状を紹介します。

1.情緒不安定になる

ちょっとしたことでイライラしたり、不安になって気持ちがふさぎこんだりと、情緒不安定になる人もいます。嬉しそうに結婚の準備をするパートナーを見て、モヤモヤ感が募ることも。症状が悪化すると、うつ病を発症するケースもあるようです。

2.体調が悪くなる

マリッジブルーはメンタル面だけでなく、体調にも影響を与えることがあります。不安からくる食欲不振、睡眠不足など生活のリズムが崩れやすくなり、頭痛や腹痛、胃痛など身体にも症状が現れる人もいます。

3.パートナーといても楽しめなくなる

男性がマリッジブルーになると、一人で、またはパートナー以外の友人と出かけたくなることが多いです。毎週のようにデートを重ねていたのに急に会いたいという気持ちが薄れてしまったり、結婚へのプレッシャーから、パートナーと一緒にいると楽しめないと感じるようになることがあります。

男性がマリッジブルーになる主な原因3つ

男性がマリッジブルーになるのには、社会的責任へのプレッシャーやパートナーとの関係維持への不安などが関係しているようです。ここでは、男性がマリッジブルーになる原因について見ていきましょう。

1.責任からくるプレッシャー

恋愛をしているときとは違い、結婚することに対して責任を重く感じる男性も多いのではないでしょうか。結婚後は新生活に必要な費用、子どもの教育費、マイホームの購入などさまざまな出費が予想されます。共働きであったとしても、真面目で責任感の強い男性は「家族を守っていかなければ」というプレッシャーから、「自分にそれができるだろうか」と不安になってしまうのです。

2.自由な時間が減ることへの不安

結婚前は自分の時間を自由に使えますが、結婚後はパートナーとの時間が増え、子どもを授かれば家族と過ごす時間も考えなければなりません。自由な時間が少なくなることへの不安からマリッジブルーになることもあるようです。

3.相手との関係維持への不安

結婚や新生活への準備などを一緒にしていると、意見が合わないこともあります。けんかに発展して関係がぎくしゃくしてしまうと、この先一緒にやっていけるのか不安になり、マリッジブルーになってしまうケースも。

男性がマリッジブルーになってしまったときの克服方法

マリッジブルーになっても、それを克服して幸せな結婚生活を送っている男性はたくさんいます。次に、マリッジブルーの克服方法を紹介するので、参考にしてみてください。

原因を明らかにして相手と話し合う

まずは、結婚することに対して不安・不満に思っていることを整理し、問題を洗い出してみましょう。問題がはっきりしたら、その原因を解決するためにどうしたいか、また、どうすべきかをパートナーと話し合ってみてください。自分のことを大切に思ってくれるパートナーなら、真剣に向き合ってくれるはずです。
異なった環境やライフスタイルで過ごしてきたふたりなので、意見が合わないのは当然のこと。お互いの考え方を尊重し、どのようにすり合わせていくかを考えるほうが建設的です。

友人に不安や話を聞いてもらう

信頼できる同性の友人や先輩などに、抱えている不安や不満を聞いてもらうのもおすすめです。自分とは異なる視点でアドバイスがもらえることもあり、また既婚の友人ならマリッジブルーを克服した具体的な体験談が聞けるかもしれません。結婚とは違う話題でリラックスした時間を過ごすことができれば、気分転換にもなるでしょう。

幸せな結婚生活をイメージする

マリッジブルーになるのは、幸せな結婚生活を送れるか不安になるからです。その思考を転換するために、ふたりで楽しく過ごすこれからの生活や、生まれてくる可愛い子どものことなど、幸せな結婚生活を具体的にイメージしてみてください。
もちろん、楽しいことだけではありませんが、辛いときもパートナーとふたりで乗り越えていくのが結婚生活。実際、結婚して家庭を持つ素晴らしさを実感する男性も多いものです。幸せな結婚生活をイメージすることで、結婚への不安を乗り越えましょう。

男性が結婚生活を幸せだと感じるとき

幸せな結婚生活をイメージしやすいよう、ここからは、男性がどんなときに結婚して良かったと実感するのか、結婚の魅力について紹介します。

やすらぐ場所ができる

一人暮らしだと家に帰っても孤独を感じることがあるもの。結婚して家族ができると、帰宅時に『お帰り』とパートナーや子どもが迎え入れてくれます。つらいときにも一人で過ごさなくて済むのも結婚生活の良い点です。自分にとってやすらげる場所ができれば、精神的に安定し、仕事への活力も湧いてくるでしょう。

パートナーと家事やお金の管理を分担できる

食事の準備や部屋の掃除といった家事や育児などをパートナーと分担できることも結婚生活のメリット。忙しいときは、お互いがそれらを積極的に行うなど支え合うことで、より絆も強くなります。協力し合いパートナーが喜ぶ顔を見ると、やりがいも生まれるでしょう。また、お金の管理が苦手な男性は、管理をしっかりしてくれるパートナーがいれば、安心して任せることができます。

子どもが生まれると家族が増える喜びを感じられる

結婚して自分の血を分けた子どもが生まれたときの喜びは大きいものです。家族が増える分責任も伴いますが、喜びも悲しみも家族で共有できます。子育てをすることで交友関係も広がり、新しい世界を見ることができるのも結婚生活の魅力と言えるでしょう。

マリッジブルーの意味や症状、克服方法を知り幸せな結婚生活を送ろう

男性も結婚を目前に、マリッジブルーになる人は少なくありません。マリッジブルーになると結婚について考えるのがおっくうになりがちですが、パートナーや友人に相談したり、気分転換をしたりすれば、ふたりで一緒に乗り越えられるでしょう。
幸せな家族の形に決まったものはなく、パートナーとの関係も人それぞれです。「結婚したら、父親になったら○○でなければならない」などと考えすぎずに、自分達らしい幸せな結婚生活が送れるよう、パートナーとしっかり話し合ってくださいね。

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