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婚姻

2021.12.14

結婚の内祝いとは。のしの種類と選び方、意外と知らない渡す時のマナーも解説

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結婚の内祝いとは、結婚祝いに対するお返しのこと。相手に喜んでもらえる内祝いの品物を選び、失礼のないように渡したいですよね。そこで本記事では、結婚の内祝いで気を付けるべきポイントについて解説するとともに、のしの種類・選び方・マナーについても紹介します。

結婚の内祝いとは?

今では「結婚祝いに対するお返し」という意味合いで捉えられることが多い「結婚の内祝い」ですが、本来の意味は異なります。最初に、内祝いの意味を説明します。

内祝いの意味

そもそも内祝いとは、身内で祝いごとがあった際に、その幸せを周りにもお福分けすること。内祝いを渡すことで周りの人と喜びを共有する、という意味が込められています。かつては、「身内に嬉しいことがあったのでお福分けです」と、自主的に渡すことが習慣的におこなわれていました。

「お返し」との違い

「お返し」とは、お祝いに対する「お礼」のことを指しており、本来は幸せをお福分けする「内祝い」とは別物です。しかし最近では、もらったお祝いの品に対する返礼の品として、内祝いを渡す傾向があります。

内祝いが必要なケース

内祝いを渡すシーンは主に以下の2パターンです。
①結婚式を挙げておらず、人からお祝いをもらったとき
②結婚式を挙げたが、不参加者からお祝いの品をもらったとき
なお、結婚式を挙げた場合、参加者へは内祝いではなく引出物を渡します。かつて、引出物は結婚式の「お土産」という意味で渡されていましたが、最近では「お返し」「記念品」などの意味で渡されることが多くなっているため、内祝いは基本的に必要ありません。ただし、参加者からご祝儀とは別にお祝いの品をもらったときには、内祝いを渡すのが無難です。
その他、会社の福利厚生によるお祝いをもらうこともあるでしょう。これは、会社の制度として渡されているものなので、特に内祝いをする必要はありません。

結婚の内祝いの選び方

内祝いを相手に気持ちよく受け取ってもらうためにも、いくつかの決まりを守る必要があります。ここでは、内祝いの選び方について見ていきましょう。

基本は半返しをする

内祝いの相場は「半返し」が一般的です。もらったお祝いもしくは品物の金額の、3分の1から半額くらいの間で内祝いの予算を決めます。高額な内祝いは相手に気を遣わせますので、無理のない範囲でお返しをすることが大切です。
お祝いを連名でもらっても、内祝いはひとりひとりに渡します。もらったお祝い・品物の額をもらった人数で割り、その半額くらいの内祝いを渡しましょう。

相手が喜んでくれるものを選ぶ

内祝いは、渡す相手が喜んでくれるかどうかを考えて選びます。普段自分ではなかなか買わないような上質なものや、あると便利なものなどがおすすめ。お祝い事にふさわしい縁起物の食べ物を渡すのも良いですね。例えば、末広がりを意味する米、年輪が重なっていることで繁栄・長寿を意味するバームクーヘンなどがぴったりです。
引出物と内祝いの両方を渡す場合は、それぞれが同じ品物にならないように注意しましょう。アルカンシエルでは内祝いの手配が可能なので、式場スタッフに気軽に相談してくださいね。

縁起が良くないもの・失礼なものを避ける

内祝いの品物として、切れる・別れることを連想させるような刃物類などを選ぶのは避けましょう。また、品物の数にも配慮することが大切。「4」=死、「9」=苦などの忌み数字や、割り切れる偶数を避けます。ただし、偶数であってもペアを意味する「2」や、末広がりを意味する「8」であれば問題はありません。
服の下に着る肌着や足に履く靴下など、品物によっては渡す相手に失礼になるものもありますので注意してください。

結婚の内祝いのマナー

内祝いを渡す相手に失礼のないよう、マナーを守ることも大切です。ここでは、結婚の内祝いを渡す際のマナーについて解説します。

お礼の連絡をする

結婚のお祝いを受け取ったら、まずは相手にお礼の連絡を入れます。伝え方に特に決まりはありませんが、メールなどではなく、電話など直接声が聞ける手段の方が良いでしょう。

内祝いは早めに渡す

内祝いは、お祝いをもらってからなるべく早いタイミングで渡すことが大切です。
結婚式を挙げる場合は、挙式が終わって1ヵ月以内の間に渡します。挙式前にお祝いをもらうこともあるかもしれませんが、挙式後に渡して構いません。ただし、結婚式よりもずいぶん早いタイミングでもらった場合は、挙式前に渡しても良いでしょう。挙式後に渡すのであれば、その旨を相手に伝えておくと失礼にあたりません。
結婚式を挙げない場合は、入籍してから1ヵ月以内を目安に渡します。

地域ごとの内祝いの風習を確認する

内祝いの風習や決まりごとは、地域によって異なることがあります。それにならって渡すためにも、あらかじめ確認しておきましょう。

のしをかける

内祝いには必ずのしをかけます。のしとは、本来は水引の右上に貼るあわびのことを指します。現在では、のしもしくは掛け紙と呼ばれる、のしと水引が印刷された紙を使うことが多いです。内祝いをのしで包むことで、中の品物が縁起物であることを意味しています。
のしと一言で言っても数種類あるため、用途別に使い分けが必要です。以下では、結婚の内祝いにかけるのしについて見ていきましょう。

【結婚内祝い】のしの選び方と表書きの書き方

結婚内祝いの品物を贈る際は、正しいのしを選び表書きの書き方を守ることが大切です。ここでは、のしの種類と表書きの書き方について解説します。

のしの選び方

お祝い用ののしの水引は、大きく分けて以下の2種類があります。
水引の種類 用途
蝶結び 何度繰り返されても嬉しい祝いごと(出産・進学祝いなど)
何度も結びなおせる
結び切り 人生に一度きりが望ましい祝いごと(結婚・全快祝いなど)
引っ張ってもほどけない
結婚の内祝いにふさわしいのは結び切り。水引の色は紅白か金銀で、本数は10本です。
また、結び切りにも種類があり、「あわじ結び」は「結び切り」の一種。結び切りをアレンジした飾り結びです。
(左)結び切り (右)結び切りの一種「あわじ結び」

表書き上段の書き方

表書きは濃い黒の墨で書きましょう。
水引より上には、贈り物の内容を明記。内祝いであれば、「寿」もしくは「内祝」と書きます。最近では、お祝いに対する「お返し」の意味で渡すことが多い内祝いですが、本来の意味を考慮して「御礼」とは書きません。
表書き 用途
寿 出席者にお返しの気持ちを渡す引出物
内祝 結婚式に出席していない人への内祝い
出席者でご祝儀とは別にお祝いをくれた人への内祝い
結婚式を挙げていない場合に渡す内祝い

表書き下段の書き方

水引より下には、差出人の名前を書きます。新姓のみを書くか、もしくは新姓の下に新郎新婦ふたりの名前を並べて書きましょう。結婚後に仕事の都合などで旧姓を名乗る予定であっても、内祝いには必ず本名を書いてください。

【結婚内祝い】のしのかけ方と渡すときのマナー

のしそのものだけでなく、かけ方にもパターンがあります。渡すシーンに応じてかけ方を変えるのもポイントです。ここでは、のしのかけ方にと渡す際のマナーについて解説します。

のしのかけ方

のしのかけ方は、内のしと外のしの2パターンです。
のし かけ方
内のし 品物にのしをかけて、その上から包装紙をかける
外のし 包装紙の上からのしをかける
控えめに贈るならば内のし、内祝いであることをしっかりと伝えたければ外のしにするのがおすすめ。ただし、地域により内のし・外のしなどの風習は変わりますので、事前に親などに相談してみると良いでしょう。

内祝いを手渡しするとき

内祝いを手渡しする際は、品物を見てすぐに内祝いであることが分かるように外のしにします。渡しに行く前には、必ず相手に約束を取ってください。当日は内祝いを紙袋に入れて持参し、時間より早く着かないように注意しましょう。内祝いを渡す際の手順は以下の通りです。
①紙袋から内祝いを出す
②品物が相手に向くように向きを変える
③結婚祝いに対するお礼・感謝の気持ちなどの一言を添え、両手で渡す

内祝いを郵送するとき

内祝いを郵送する際は内のしにします。こうすることで、表書きに書かれた個人情報を守れるだけでなく、のしが破れるのも防げます。
郵送する際は、相手の在宅時間を考慮して時間指定をしてください。食べ物を送るのであれば、必ず賞味期限も考慮します。内祝いの品物だけを送るのではなく、手紙などのお礼状を添えて相手にお礼・感謝の気持ちを伝えましょう。

結婚の内祝いやのしについて知り、幸せをお福分けしよう

最近では「お返し」という意味合いで渡すことが多い内祝い。まずは、内祝いを渡す必要のあるケースを把握してから、相手に合わせて品物を選びましょう。そして、のしの選び方や渡す際のマナーにも配慮し、相手と幸せを分かち合ってくださいね。
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