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婚姻

2022.08.18

結婚報告つき年賀状とは

年賀状を作成する時に、結婚の報告をしても良いのか迷うカップルも多いのではないでしょうか。まずは、結婚報告つき年賀状とはどのようなものか、また送る相手への注意点について見ていきましょう。

年賀状で結婚報告をすること

お世話になっている人達へ結婚したことを報告するのが、結婚報告ハガキです。代表的なものとして、「入籍報告」「入籍&結婚式の報告」「結婚式参列のお礼」「結婚&出産の報告」などがあり、入籍または挙式後1~2ヵ月内に送るのが一般的です。結婚報告つき年賀状とは、新年の挨拶を兼ねて結婚を報告するもの。10月以降に結婚式を挙げた場合は、年賀状で結婚報告をしても問題ありません。

送る相手によっては失礼にあたる場合も

結婚報告をするタイミングがなかった場合や長い間会っていない親戚や友人などには、年賀状で結婚報告をする人も増えています。親類や友人であれば送っても問題ありませんが、職場の上司など仕事上の付き合いがある人に、突然、年賀状で結婚報告することは、失礼にあたることがあるので注意が必要です。相手との関係性によっては電話やメールなどで結婚報告をした後に、年賀状で改めて文章を書き添えるようにすると良いでしょう。

結婚報告つき年賀状の文例

結婚報告つき年賀状は、送る相手によって書き方に注意しましょう。目上の人にはフォーマルな文章を心がけます。友達には少し砕けた文章で書いても大丈夫です。ここでは、それぞれのシチュエーションに合った文例を紹介します。

文例①フォーマル

謹んで新年のお祝いを申し上げます。
私達は昨年◇月◇日に結婚し、新たな人生の第一歩を踏み出しました。
これからもお互いに助け合いながら、温かい家庭を築いていきたいと思います。
まだまだ未熟なふたりですが、今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

文例②一般

結婚して初めてのお正月を迎えました。
これからも楽しい家庭をふたりで築いていきたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

文例③カジュアル

新年明けましておめでとうございます。
私達、昨年〇月に結婚しました!
新しい生活をスタートしましたので、近くにお越しの際はぜひ遊びに来てください!

文例④結婚式の出席者へお礼を伝える場合

新年のお慶びを申し上げます。
昨年は、ご多用のところ私達の披露宴にご出席いただき、ありがとうございました。
おかげさまで素晴らしい1日となり、こうして良き新年を迎えることができました。
今後とも変わらぬお付き合いのほど、お願い申し上げます。

文例⑤結婚と出産の報告をする場合

明けましておめでとうございます。
私達は昨年〇月に結婚しました。
△月には新しい家族が増え、にぎやかなお正月を迎えております。
今年もよろしくお願いいたします。

結婚報告つき年賀状にまつわる疑問

続いては、結婚報告つき年賀状にまつわる疑問について解説します。結婚式前や喪中などの場合はどうすべきかや、年賀状に写真は入れるべきかなど、マナーとポイントをおさえておきましょう。

入籍済・結婚式前の場合はどうする?

結婚式はまだ挙げておらず、入籍だけ済ませている場合でも年賀状で報告してかまいません。「〇月〇日に入籍しました」といった文章を添えましょう。結婚式の予定が既に決まっており、参列予定の人に送る場合は「結婚式でお会いできるのを楽しみにしております」と書くと丁寧さが伝わります。差出人のところには、入籍後の姓を連名で書くことを忘れずに。

喪中に年賀状で結婚報告しても良い?

身内に不幸があった場合は年賀状を出すだけでなく、結婚報告をするのもふさわしくありません。まずは「喪中はがき」を年賀状の受付が始まる12月15日までに出しましょう。年明けの松の内が過ぎた1月8日から立春の2月4日頃までに「寒中見舞い」のはがきに、結婚の報告の文章を添えて送るのがスマートです。

皆に同じ年賀状を出しても良い?

皆に同じ結婚報告つき年賀状を送る場合には、幅広い年齢やさまざまな関係性の人にも受け入れられるような、シンプルで落ち着いたデザインや文面にしましょう。友人向けにはカジュアルなデザインにするなど、送る相手によってデザインを変えるのもおすすめです。

写真は入れた方が良い?

年賀状で結婚報告をする際、ふたりの写真を入れるケースが多いです。ふたりの幸せそうな姿を見れば、受け取った相手も喜んでくれるでしょう。写真は必ずしも必要ではないので、用意が難しい場合には、結婚報告の文面と干支のイラストなどを入れたシンプルなデザインでも構いません。

写真を入れる場合はどんな写真を使うの?

結婚報告つき年賀状には、前撮りや結婚式当日の写真を使用するカップルが多いです。新婚旅行に行った時の写真を使うカップルもいます。入籍だけ先に済ませ結婚式の日がまだ先の場合は、ふたりで出かけた際に撮ったツーショット写真を使うのも良いでしょう。

年賀状を元旦に届けるための準備とステップ

準備した結婚報告つき年賀状は、できれば元旦に相手の手元に届けたいものです。そのためには、早めの準備が必要です。次に、年賀状を元旦に届けるために必要な準備とそのステップを見ていきましょう。

年賀状の受付期間を把握しておく

日本郵政によると、1月1日の配達の分は12月15日から25日までが受付期間になっています。25日までに投函したものでも、最終集荷時刻を過ぎると翌日の受付扱いになるので要注意。26日~28日に受付をした場合でも元旦に届くことがありますが、送り先の住所にもよるので、25日までに出した方が確実でしょう。
※受付期間については、日本郵政の公式ホームページで最新の情報をご確認ください。

送り先のリストを作成する

まず年賀状を送る相手のリストを作成して、必要な年賀状の枚数を確認しましょう。昨年の年賀状や結婚式の招待状リストを使えば、住所や名前のピックアップがスムーズです。その中から喪中はがきが届いている人の分を除いて、リストを作成してください。

年賀状を注文・購入する

年賀状は、例年11月1日に販売が開始されます。ただし、11月1日が土日の場合は、前週の木曜日に販売されるため、その年の販売日に関しては日本郵政の公式ホームページを確認してください。
自分でデザインや住所を印刷するなら、早めに購入して作業を始めることをおすすめします。書き損じの分も考慮して、少し多めに購入しておくと安心です。現在は、スマートフォンのアプリでも簡単に年賀状を作ることができ、デザインも豊富なので、自分のお気に入りのデザインを探してみましょう。

印刷をして手書きメッセージを書く

11月中旬ごろにはデザインや使う写真を選び、12月上旬までには印刷済みの年賀状が手元にある状態を目指しましょう。そうすれば、手書きメッセージを添えたい場合でも作業に当てる時間に余裕がでます。年末年始は何かと慌ただしいので、早めに投函することを忘れないようにしてくださいね。

疑問を解消して素敵な結婚報告つき年賀状を送ろう

結婚報告つき年賀状は、お世話になった人にふたりから感謝の気持ちを込めて送ることが大切です。失礼のないようにマナーをしっかり押さえて準備し、相手にも喜ばれそうな素敵な結婚報告つき年賀状を送ってくださいね。

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